【オススメ映画】ビジネスパーソン、金融マンが見て損はない作品
年間、1万冊以上のビジネス書、自己啓発本などが発売されています。また 世界でベストセラーとなった『7つの習慣』『思考は現実化する』は、今や世界中のビジネスパーソンのバイブルとなっています。

映画で学ぼ!金融リテラシー
金融関連の映画作品
ザ・バンク落ちた虚像
The International 2009 アメリカ/ドイツ/イギリス
実在したルクセンブルグのBCCI銀行(国際商業信用銀行)事件をモチーフにした作品です。発展途上国への武器密輸、麻薬、核兵器など多数の犯罪にも関与したとされスイスの銀行並みのマネーロンダリングにも力を注いでいました。
そんな国際メガバンクの不正事件を追うため、インターポール捜査官(フランス)とNY検事局の検察官(アメリカ)が合同捜査でベルリン、ミラノ、リヨン、ルクセンブルグ、ニューヨーク、イスタンブールと飛び回ります。そんな中、重要証人、敵側の凄腕スナイパーが暗殺されるという展開に・・・
この作品のハイライトはなんと言ってもNY マンハッタンのセントラルパーク近くにあるグッゲンハイム美術館での銃撃戦です。この映像は圧巻でした。そんな金融サスペンスは見ごたえたっぷりです。ちなみにインターポールの捜査官には、捜査権も逮捕権もありません。
創業 1972年
本店 ルクセンブルグ
世界各地に400以上の支店を置いていた国際メガバンク(日本支店もありました。)
1991年 イギリスとアメリカの金融当局により営業停止を命じられ経営破綻
マネーショート華麗なる大逆転
The Big Short 2015 アメリカ
2005年に、一早くサブプライムローンの欠陥を見抜いた男達、 2008年サブプライムローンが破綻、それに伴い大手投資銀行のリーマンブラザーズが経営破綻、これが俗に言うリーマンショックです。
あのリーマンショックを回避し、確かな分析力と統計学で世界中が連鎖的ダメージをうけているさなか、4000 億もの富を手にした男達の大逆転劇を描いています。そしてこれは実話です。観て損は無い作品です。
嘘の天才~史上最大の金融詐欺~
THE WIZARD OF LIES 2017 アメリカ
NASDAQ会長を勤め、自らの証券投資会社の会長を30年も務めた経済界の重鎮、バーナード・マドフが起こした「ポンジ・スキーム」詐欺
ウォール街も震撼した史上最大の投資詐欺、被害総額は500億ドル(約5兆円)そんな人生全てが詐欺だったバーナード・マドフの巨額金融詐欺事件を描いています。ちなみにバーナード・マドフは2008年に逮捕され禁固150年の刑が言い渡され、現在収監されています。まさしく事実は小説より奇なりと言う言葉がピッタリの実話です。 ※こちらの作品はドラマ映画で公開はしていませんがDVDレンタル可能です。
カンパニーメン
原題 The Company Men 2010年 アメリカ
2008年9月のリーマン・ショックの影響で、ボストンの大企業“GTX社”は、人員削減を慣行、CEOは、株価の維持・株主優先の為に赤字部門の造船部門を縮小し鉄道部門に統合
そして、エリートサラリーマン達は大リストラに・・・
金属12年、37歳の営業部長の男性
溶接工からたたき上げの60歳間近重役の男性
創業当事からのメンバーで造船部門のトップの男性
おのおの3人が、リストラにより直面する厳しい現実と再生への道のりがリアルに描かれています。ビジネスパーソンは必見!の作品です。
マネーボール
Moneyball 2011 アメリカ
メジャーリーグの中でも弱小貧乏球団だったオークランド・アスレチックス を勝利に導いた実話です。ゼネラルマネージャのビリー・ビーンによるデーター重視の統計学、後にマネーボール理論と呼ばれる手法で、ある意味ビジネスの世界にも通じる技術です。
ちなみに、原作『マネーボール』の著者のマイケル・ルイスは、元ソロモン・ブラザーズで債券セールスマンとして勤務していた経験を持つ金融ジャーナリストです。
不公平なゲームに勝利を導き、突破口を見い出し、勝利する技術。

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まとめ
金融関連の映画はとても多いのですが、特にこの5作品はオススメしです。それぞれの作品を観終わった時、資本主義の深部が見えてくるかもしれません。

まだまだ、金融関連でおもしろい作品があるので今後もご紹介したいと思っています!
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macaronです。 海外ドラマ、洋画を中心に書いています。 ツイッター → macaron@海外ドラマ&洋画